不動産を持っている人は消費者金融でお金を借りるよりも、不動産担保ローンが審査が甘くてたくさん借りれると聞いたけど本当か?
・・・・これは当たっているともいえますし、間違っているともいえます。
確かに不動産担保ローンは不動産を持っている人にとっては審査が甘いです。
所有している不動産の担保価値の分だけほぼ確実にお金が借りれるのですから、「本人の信用のみ」でお金を借りる消費者金融よりも審査は通りやすい側面も持っています。
不動産担保ローン会社によっても審査が甘いところもあれば、審査が渋い所もあります。
大抵の不動産担保ローン会社は手持ちの不動産さえ持っていれば審査は通りやすく甘いといえます。
ちなみに不動産担保ローンは以下のような人でも担保価値ある不動産を持っていさえすれば借りれる事が多いです。
(不動産担保ローンでお金を借りれる人)
1)消費者金融や銀行ローンで借りれなかった人も借りれる
2)他社借り入れ件数が多い多重債務者の人も借りれる
3)過去に破産歴や任意整理などの債務整理歴があってもOK
4)無職で無収入の人でも借りれる事がある
5)アルバイト、パート、年金受給者、自営業者、主婦など属性が低い人でも借りれることがある
以上、1~5まで通常では消費者金融の審査に通らなさそうな人でも不動産担保ローンならば借りれる人は多い。
不動産を持っている人は消費者金融以外に不動産担保ローンを検討してみても良いかと思う。
不動産担保ローンは総量規制対象外か?
消費者金融やキャッシングなどのフリーローンは通常、総量規制の対象となります。
従って、年収の3分の1まで借りてしまうとリミットがかかり融資が難しくなります。
一部の銀行カードローンは総量規制対象外で年収の3分の1以上借りれるとのことですが、そもそも銀行カードローン自体が審査が厳しめなので属性の低い人が確実に借りれるとは限りません。
では不動産担保ローンの場合はどうなのか?
総量規制とは関係なく年収の3分の1以上借りれるのか?
これに関しては、不動産担保ローンは一部、総量規制の対象となります。
自宅やマイホームなど自分が住んでいる家を担保に不動産担保ローンを利用する場合は総量規制の対象となってしまいます。
従って自宅を担保に不動産担保ローンを借りる場合は「年収の3分の1」までしか借りれません。
自宅以外の不動産を担保にローンを組む場合は総量規制対象外となります。
また事業用の不動産、家賃大家などのアパート、マンションなども総量規制の対象外です。
以上、不動産担保ローンは担保不動産さえ持っていれば消費者金融よりも審査が甘いし、自宅担保でなければ総量規制対象外です。