審査の甘いクレジットカード・キャッシング枠はある?検討したいおすすめ5選
急な出費が重なったとき、
「給料日まで少しだけお金を借りたい」
「カードローンより、クレジットカードのキャッシング枠で対応できないかな?」
と考える人は少なくありません。
ただし、ここで注意したいのが、「審査が甘いクレジットカード」と断言できるカードは存在しないということです。
クレジットカードのキャッシング枠は、ショッピング枠とは違い、現金を借りる機能です。そのため、カード会社は申込者の年収、他社借入、信用情報、返済能力などを確認します。
さらに、クレジットカードのキャッシングは貸金業法の総量規制の対象です。金融庁のQ&Aでも、クレジットカードを使ったキャッシングは総量規制の対象であり、年収の3分の1を超える借入れがある場合、新たな借入れはできないとされています。
とはいえ、カードによって特徴や使いやすさは違います。
この記事では、キャッシング枠を検討している人向けに、比較的候補にしやすいクレジットカード5つを紹介します。
キャッシング枠付きで検討したいクレジットカード5選
1. ACマスターカード|キャッシング目的ならまず候補に入れたい
キャッシング目的で考えるなら、まず候補に入りやすいのがACマスターカードです。
ACマスターカードは、消費者金融のアコムが発行するクレジットカードです。アコム公式サイトでも、ACマスターカードでキャッシング機能を利用できると案内されています。
一般的な銀行系・信販系クレジットカードよりも、キャッシングサービスとの親和性が高いカードといえます。
ACマスターカードが向いている人
「買い物用のクレジットカード」というより、急な現金需要に備えたい人に向いています。
特に、次のような人は候補に入れてもよいでしょう。
・給料日前の一時的な資金不足に備えたい
・カードローンではなくクレジットカード形式で持ちたい
・キャッシング機能を重視したい
・即日発行系のカードを探している
ただし、便利だからといって使いすぎるのは禁物です。キャッシングはあくまで借入れなので、返済計画を立てたうえで使うことが大切です。
2. エポスカード|年会費無料で使いやすい定番カード
次に候補に入れたいのがエポスカードです。
エポスカードは年会費無料で持ちやすく、日常利用にも使いやすいクレジットカードです。キャッシングについても公式サイトで詳しく案内されており、金利は実質年率18.0%、1万円を30日後に返済した場合の利息例は147円とされています。
エポスカードの良いところは、カード自体が普段使いしやすいことです。
キャッシングだけを目的にするというより、
「普段はショッピング用に使い、いざという時だけキャッシング枠を使う」
という使い方に向いています。
⇒エポスカードの詳細はこちらです☆
エポスカードが向いている人
・年会費無料のカードを探している
・キャッシング以外にも日常使いしたい
・丸井・提携店舗・ネットショッピングでも使いたい
・少額の一時借入れに備えたい
審査が不安な人は、最初から大きなキャッシング枠を希望するより、必要最低限の枠で申し込むことを意識した方がよいでしょう。
3. 楽天カード|ネットキャッシングを使いたい人に便利
楽天カードも、キャッシング枠を検討する人にとって候補になります。
楽天カード公式サイトでは、キャッシングの利用可能枠は1万円〜90万円、融資利率は実質年率18.0%と案内されています。
楽天カードの強みは、やはり楽天経済圏との相性です。楽天市場、楽天銀行、楽天ポイントなどを普段から使っている人にとっては、管理しやすいカードといえるでしょう。
また、ネットキャッシングに対応しているため、ATMに行かずに手続きできる点も便利です。
楽天カードが向いている人
・楽天市場や楽天銀行をよく使う
・ネットでキャッシング手続きをしたい
・ポイントを貯めながらカードを使いたい
・知名度の高いカードを選びたい
ただし、楽天カードは利用者が多い人気カードですが、キャッシング枠は別途審査があります。楽天ユーザーだから必ず枠が付く、というわけではありません。
4. イオンカード|主婦・日常使い重視の人に候補
イオンカードは、スーパーや日用品の買い物で使いやすいカードです。
イオンカード公式サイトでは、イオンマークのクレジットカードで、全国ほぼすべてのATMやネット・アプリからキャッシングを利用できると案内されています。
また、返済方法はリボルビング払いと1回払いから選べるとされています。
イオンカードは、日常生活に密着したカードなので、買い物用として持ちながら、万が一の備えとしてキャッシング枠を考える人に向いています。
イオンカードが向いている人
・イオン、マックスバリュ、まいばすけっとなどをよく使う
・日用品や食品の支払いにカードを使いたい
・主婦層にもなじみのあるカードを探している
・普段使いしやすいカードが欲しい
ただし、本人収入がない場合や他社借入が多い場合は、キャッシング枠が希望どおり付かないこともあります。ショッピング枠とキャッシング枠は、同じカードでも審査の見られ方が違う点に注意しましょう。
5. PayPayカード|スマホ決済ユーザーに便利
PayPayをよく使っている人なら、PayPayカードも候補になります。
PayPayカード公式サイトでは、1万円を借入れして30日後に返済した場合の利息例は147円、実質年率18.0%と案内されています。
また、キャッシングサービスのお取扱内容では、利用可能枠は50万円まで、融資利率は実質年率18.0%とされています。
PayPayカードは、PayPay決済をよく使う人にとって管理しやすいカードです。スマホ中心で支払いを管理したい人には便利でしょう。
PayPayカードが向いている人
・PayPayを日常的に使っている
・スマホで支払い管理をしたい
・ネットキャッシングを検討している
・シンプルなカードを探している
ただし、PayPay利用実績があるからといって、キャッシング枠の審査が必ず有利になるとは限りません。あくまでカード会社の審査によって利用可能枠が決まります。
キャッシング枠の審査で見られやすいポイント
キャッシング枠の審査では、主に次のような点が見られます。
年収
キャッシングは借入れなので、返済能力が重要です。
貸金業法では、貸金業者からの借入れについて、原則として年収の3分の1を超える貸付けが禁止されています。日本貸金業協会も、年収300万円の人が貸金業者から借入れできる合計額は最大100万円になると説明しています。
他社借入
すでにカードローン、消費者金融、クレジットカードのキャッシング残高がある場合、新たなキャッシング枠は厳しく見られます。
特に、複数社から借りている場合は注意が必要です。
信用情報
過去の延滞、滞納、債務整理などがある場合、審査に影響する可能性があります。
クレジットカードやローンの返済履歴は信用情報として記録されるため、日頃から支払い遅れを避けることが大切です。
希望するキャッシング枠
いきなり高額なキャッシング枠を希望すると、審査上は慎重に見られやすくなります。
審査が不安な人は、最初から50万円、100万円といった大きな枠を希望するより、5万円〜10万円程度の少額枠から考える方が現実的です。
審査が不安な人がやってはいけない申込み方
キャッシング枠を付けたい人が、ついやってしまいがちなNG行動があります。
1. 複数のカードに一気に申し込む
短期間に複数のクレジットカードへ申し込むと、カード会社から「お金に困っているのでは?」と見られる可能性があります。
審査が不安なときほど、あれもこれも申し込みたくなりますが、これは逆効果になりやすいです。
2. 希望枠を高くしすぎる
「どうせ申し込むなら多めに」と考えて、最初から高額なキャッシング枠を希望するのはおすすめできません。
キャッシング枠は借入枠なので、希望額が高いほど審査は慎重になります。
3. 年収や勤務先を適当に書く
申込内容に虚偽や不自然な点があると、審査に悪影響が出る可能性があります。
年収、勤務先、雇用形態、他社借入額などは、正確に入力しましょう。
4. 返済計画なしで借りる
キャッシングは、使った瞬間は助かります。
しかし、返済が遅れると信用情報に傷がつく可能性があります。今後、住宅ローン、自動車ローン、クレジットカード審査などに影響することもあるため、借りる前に返済日と返済額を確認しましょう。
キャッシング枠を付けるコツ
審査を必ず通す裏技はありません。
ただし、審査落ちの可能性を下げるために意識したいポイントはあります。
まずは少額枠で申し込む
審査が不安な人は、最初から大きな枠を狙わず、必要最低限の金額にしておきましょう。
目安としては、5万円〜10万円程度の少額枠から検討するのが現実的です。
他社借入を整理してから申し込む
すでに複数の借入れがある場合は、可能であれば残高を減らしてから申し込む方がよいです。
キャッシング枠の審査では、年収だけでなく他社借入の状況も重要です。
収入証明書を用意しておく
キャッシング枠の金額や他社借入状況によっては、収入証明書類の提出を求められることがあります。
たとえば、セゾンカードのFAQでは、キャッシング利用可能枠が50万円を超える場合や、他社を含む貸金業者からの総借入額が100万円を超える場合などに所得証明書が必要になると案内されています。
源泉徴収票、給与明細、確定申告書などを準備しておくと、手続きがスムーズです。
不安ならキャッシング枠なしでカードを作る選択もある
どうしてもクレジットカード本体を作りたい場合は、最初はキャッシング枠を希望せず、ショッピング枠だけで申し込むという方法もあります。
カードを作って利用実績を積んだあと、必要になったタイミングでキャッシング枠を追加申請する形です。
もちろん追加申請時にも審査はありますが、最初からキャッシング枠を希望するより、カード発行のハードルを下げられる可能性があります。
どのカードを選ぶべき?
迷った場合は、次のように選ぶと分かりやすいです。
| 目的 | おすすめ候補 |
|---|---|
| キャッシング目的を重視したい | ACマスターカード |
| 年会費無料で使いやすいカードがいい | エポスカード |
| 楽天をよく使う | 楽天カード |
| イオン系列で買い物をする | イオンカード |
| PayPayをよく使う | PayPayカード |
キャッシング目的だけで選ぶなら、まずはACマスターカードが候補になります。
一方、普段の買い物やポイントも重視するなら、エポスカード、楽天カード、イオンカード、PayPayカードも検討しやすいでしょう。
「審査が甘い」より「自分に合うカード」を選ぶのが大事

キャッシング枠付きのクレジットカードを探すとき、つい「審査が甘いカードはどれ?」と考えてしまいます。
しかし、本当に大切なのは、審査の甘さだけで選ぶことではありません。
大切なのは、次の3つです。
・自分の年収や他社借入に合った枠を希望すること
・返済できる範囲で借りること
・普段の生活でも使いやすいカードを選ぶこと
キャッシングは、急な出費を乗り切るための便利な手段です。
しかし、使い方を間違えると、返済負担が重くなり、信用情報にも影響する可能性があります。
だからこそ、最初から大きな金額を借りようとせず、必要な分だけ、短期間で返済する意識を持ちましょう。
「少しだけ借りて、早めに返す」
この使い方ができる人にとって、クレジットカードのキャッシング枠は、いざという時の心強い備えになります。

