審査が甘い後払いアプリはどれ?クレカなしで使えるおすすめ5選と審査対策
「給料日前だけれど、どうしても必要な買い物がある」
「クレジットカードの審査に通らなかった」
「アルバイトや専業主婦でも使える後払いアプリを知りたい」
このような人に注目されているのが、スマートフォンだけで利用できる後払いアプリです。
後払いアプリなら、商品やサービスを先に購入し、利用代金を翌月などにまとめて支払えます。クレジットカード番号を入力せずに使えるサービスも多く、少額の買い物にも便利です。
ただし、最初に知っておきたいのは、審査なしで誰でも必ず使える後払いアプリは存在しないということです。
「審査が甘い」と紹介されるサービスにも、それぞれ独自の利用審査があります。本記事では、審査の申し込みやすさ、必要書類、利用可能額、手数料などを比較しながら、おすすめの後払いアプリを紹介します。
※サービス内容は2026年7月時点の情報です。利用前に必ず公式アプリや公式サイトで最新情報をご確認ください。
審査が甘い後払いアプリはある?

後払いアプリについて検索すると、「審査なし」「ブラックでも必ず通る」といった広告や記事が見つかることがあります。
しかし、後払いサービスを提供する会社は利用代金を一時的に立て替えるため、何らかの審査を行うのが一般的です。
一方で、クレジットカードの入会審査とは異なり、次のような仕組みを採用しているサービスがあります。
- 年収や勤務先の入力項目が少ない
- 本人確認書類なしで申し込める場合がある
- 数千円程度の少額から申し込める
- 過去のアプリ利用実績を重視する
- 買い物をするたびに利用可否を判断する
- 自社独自の審査基準を採用している
このようなサービスは、一般的なクレジットカードよりも申し込みの負担が少ないことから、「審査が甘い後払いアプリ」と呼ばれることがあります。
ただし、申し込みやすいことと、審査に必ず通ることは別です。登録情報や利用状況によっては、少額でも利用を断られる場合があります。
審査が比較的簡単な後払いアプリ5選
| 後払いアプリ | 申し込みやすさの目安 | 主な特徴 |
|---|---|---|
| Kyash イマすぐ入金 | 高い | 本人確認未完了でも申込可能、3,000円から |
| ペイディ | 高い | メールアドレスと携帯電話番号で買い物可能 |
| atone | 高い | 少ない登録情報で利用、注文ごとの審査 |
| メルペイのあと払い | 普通 | メルカリの利用実績が考慮されることがある |
| FamiPay翌月払い | 普通 | ファミマ以外の街やネットのお店でも利用可能 |
上記は、審査通過率を示すものではありません。「入力項目の少なさ」「少額利用のしやすさ」「本人確認書類の必要性」などを基準にした目安です。
1.Kyash「イマすぐ入金」
Kyashの「イマすぐ入金」は、必要な金額をKyash残高へ後払いで入金できるサービスです。
氏名、メールアドレス、電話番号などを登録して申し込むとリアルタイムで審査が行われ、承認されればKyash残高へすぐに入金されます。
公的書類による本人確認が完了していないアカウントでも申し込み可能で、1回につき3,000円から5万円まで申し込めます。18歳未満は利用できません。
Kyashが向いている人
- 少額をすぐに使いたい人
- 本人確認書類を提出せずに申し込みたい人
- ネットショッピングだけでなく街のお店でも使いたい人
- クレジットカードを持っていない人
入金された残高は、一部を除く国内外のVisa加盟店で利用できます。ただし、銀行口座への出金はできません。
Kyashの注意点
Kyashのイマすぐ入金には、利用金額に応じて手数料が発生します。
| 申込金額 | 手数料 |
| 3,000円~1万円 | 500円 |
| 1万1,000円~2万円 | 800円 |
| 2万1,000円~3万円 | 1,150円 |
| 3万1,000円~4万円 | 1,500円 |
| 4万1,000円~5万円 | 1,800円 |
例えば1万円を申し込んだ場合、後日支払う金額は1万500円です。少額利用では手数料の負担割合が大きくなるため、日常的な利用には向きません。
また、本人確認不要で申し込める場合でも審査は行われます。審査基準は公開されておらず、申し込み可能額が0円になることもあります。
2.あと払いペイディ
ペイディは、AmazonやQoo10など多数のオンラインショップで利用できる後払いサービスです。
通常の翌月払いは、買い物の際にメールアドレスと携帯電話番号を入力し、SMSで届く認証コードを入力して利用します。利用代金は翌月27日までに、コンビニ払い、口座振替、銀行振込などで支払います。
一般的なクレジットカードのようにカード番号を発行してもらわなくても買い物ができるため、初めて後払いアプリを利用する人にも向いています。
ペイディが向いている人
- Amazonやネット通販をよく利用する人
- クレジットカードを作らずに買い物をしたい人
- メールアドレスと携帯電話番号で手続きしたい人
- 分割手数料を抑えて高額商品を購入したい人
本人確認をするとペイディプラスを利用できるようになり、審査で設定された利用可能枠をアプリ上で確認できます。本人確認には、運転免許証やマイナンバーカードなどが必要です。
加盟店によっては、3回、6回、12回のあと払いも利用できます。口座振替または銀行振込を選んだ場合、分割手数料は無料です。
ペイディの注意点
メールアドレスと携帯電話番号だけで手続きできる場合でも、注文ごとに利用可否が判断されます。
利用可能額が残っていても、すべての買い物が承認されるとは限りません。また、ペイディプラスの申し込みが承認されなかった場合、再申し込みボタンが表示されないケースもあります。
口座振替は支払い手数料がかかりませんが、銀行振込では金融機関所定の振込手数料、コンビニ払いでは最大390円の手数料が発生します。
3.atone(アトネ)
atoneは、ネットショッピングや実店舗で利用できる後払いアプリです。
クレジットカードとは異なり、比較的少ない登録情報で後払いを利用できるのが特徴です。ただし、利用上限額以内であっても注文ごとに審査が行われます。
利用可能額は利用者ごとに異なり、アプリで確認できます。オンライン決済の利用可能額の一部を、実店舗のコード決済で利用できる場合もあります。
atoneが向いている人
- クレジットカードを登録したくない人
- ネット通販を中心に利用したい人
- 少額の買い物を翌月にまとめたい人
- 利用金額をアプリで管理したい人
atoneアプリには毎月の予算を設定する機能があり、利用金額が設定額に近づくと通知を受け取れます。使いすぎが心配な人には便利な機能です。
atoneの注意点
atoneは注文ごとに審査を行うため、以前利用できた人でも、次の注文が承認されるとは限りません。
登録情報と本人確認書類の住所、氏名、生年月日などが一致していない場合は、本人確認に失敗することがあります。住所はマンション名や部屋番号まで正確に入力しましょう。
2026年8月請求までは、コンビニ端末、銀行ATM、電子バーコードなどの請求手数料が原則209円です。2026年9月請求以降は、コンビニ端末・銀行ATM・電子バーコードが249円、はがき請求書が349円へ変更される予定です。口座振替は99円です。
なお、分割払いについては信用情報とatoneの利用実績を考慮した審査が行われ、通常の翌月払いよりも審査条件が厳しくなる可能性があります。
4.メルペイのあと払い
メルペイのあと払いは、メルカリやメルペイが利用できるお店で、利用代金を翌月にまとめて支払えるサービスです。
メルカリでの買い物や出品、販売などの取引実績が、利用限度額の判断材料として評価されることがあります。
そのため、日頃からメルカリを利用し、取引や支払いを問題なく行っている人にとっては、相性のよい後払いサービスです。
メルペイが向いている人
- メルカリを日常的に利用している人
- メルカリの売上金を支払いに使いたい人
- 自分で利用上限額を設定したい人
- 街のお店でも後払いを利用したい人
メルペイでは、サービス側が設定した利用限度額の範囲内で、自分自身の利用上限金額を設定できます。使いすぎを防止したい人にも向いています。
メルペイの注意点
利用にはアプリ上の本人確認が必要になる場合があります。また、定額払い・分割払いの利用には、本人確認に加えて別途審査への通過が必要です。審査結果は通常1~2日で通知されます。
支払い方法を自動引落しまたはメルペイ残高払いにすれば、通常の清算時手数料はかかりません。一方、コンビニ・ATM払いでは、利用額などに応じて220円から990円の清算時手数料がかかります。
定額払いと分割払いの手数料率は年率18.0%です。支払いが長期化すると負担が大きくなるため、安易な利用は避けましょう。
5.FamiPay翌月払い
FamiPay翌月払いは、事前に残高をチャージしなくても、利用代金を翌月にまとめて支払えるサービスです。
ファミリーマートだけでなく、FamiPayが使える街のお店やネットショップでも利用できます。バーチャルカードやApple Payを設定することで、利用できる場所を広げることも可能です。
FamiPay翌月払いが向いている人
- ファミリーマートをよく利用する人
- コンビニや街のお店で後払いを使いたい人
- 翌月に口座引落しでまとめて支払いたい人
- FamiPayのポイントをためたい人
支払い方法は、銀行口座からの引落しまたはファミリーマート店頭払いから選択できます。銀行口座からの自動引落しは、原則として利用月の翌月27日です。
FamiPay翌月払いの注意点
FamiPay翌月払いは、すべてのアプリ利用者が申し込めるわけではありません。申し込み可能な利用者にのみ、アプリ内にサービスアイコンが表示され、利用には所定の審査があります。
店頭払いを選択した場合、一括払いでは原則330円の収納事務手数料がかかります。口座引落しを設定したほうが、余分な手数料を抑えやすいでしょう。
過去に複数回支払いを延滞している場合などは、利用上限額が0円になり、後払いを利用できなくなることがあります。
もっとも審査に申し込みやすい後払いアプリは?
本人確認書類の提出負担や申込金額を基準にすると、申し込みやすいのは次の3サービスです。
少額をすぐに使うならKyash
Kyashのイマすぐ入金は、本人確認が完了していなくても申し込める場合があり、3,000円から利用できます。
ただし、1万円の利用で500円の手数料がかかるなど、コストは安くありません。緊急時の少額利用に限定するのが無難です。
ネット通販ならペイディ
ペイディは、メールアドレスと携帯電話番号を使って購入できるのが大きなメリットです。
Amazon、ファッション、コスメ、家電など、さまざまなオンラインショップで利用できます。口座振替を設定すれば手数料も抑えられます。
少額の買い物を管理するならatone
atoneは少ない登録情報で利用でき、注文単位で審査されます。
利用金額や予算をアプリで確認できるため、後払いを計画的に利用したい人に適しています。
後払いアプリの審査に通りやすくする7つのポイント
審査基準は公開されていませんが、入力ミスや延滞など、避けられる原因によって利用できなくなることがあります。
1.氏名や住所を正確に入力する
本人確認書類とアプリの登録情報は、完全に一致させましょう。
番地の表記、マンション名、部屋番号、旧姓、電話番号などに間違いがあると、本人確認や審査に時間がかかる場合があります。
2.最初は少額で申し込む
初回から上限に近い金額を申し込むよりも、数千円程度の少額利用から始めたほうが無難です。
ただし、少額なら必ず承認されるわけではありません。
3.支払期限を必ず守る
後払いサービスでは、自社内の利用履歴や支払い実績が重視されることがあります。
少額でも延滞すると、利用可能額の減額や利用停止につながる可能性があります。メルペイやFamiPayも、期限内の支払いが利用限度額に影響することを案内しています。
4.未払い分を清算してから申し込む
別の注文や過去の利用分が未払いになっていると、新しい後払いが承認されない場合があります。
利用可能額が残っているように見えても、入金確認が完了するまで枠が回復しないサービスもあります。
5.複数のアプリへ短期間に申し込まない
審査に落ちた直後、次々と別の後払いアプリへ申し込むのは避けましょう。
まず登録情報に間違いがないか、過去の未払いが残っていないかを確認することが大切です。
6.本人確認を済ませる
本人確認なしで利用できるサービスでも、本人確認を済ませることで利用できる機能が増える場合があります。
ただし、本人確認をすれば必ず利用上限額が上がるわけではありません。atoneも、本人確認は利用上限額の増額を保証するものではないと案内しています。
7.普段使っているアプリを選ぶ
メルカリをよく利用するならメルペイ、ファミリーマートを使うならFamiPayなど、すでに利用実績のあるサービスを選ぶ方法もあります。
新しく複数のアプリへ登録するより、日頃から使っているサービスで良好な利用実績を積むほうが管理しやすいでしょう。
アルバイトや専業主婦でも後払いアプリを使える?
アルバイト、パート、学生、専業主婦でも、後払いアプリへ申し込める場合があります。
ペイディの通常利用やKyashのイマすぐ入金などは、一般的なクレジットカードのように勤務先や年収を細かく入力しないケースがあります。
ただし、収入がないから無条件で利用できるわけではありません。登録情報、過去の支払い状況、利用金額、各社独自の判断などによって利用可否が決まります。
また、未成年者については、親権者の同意や年齢別の上限が設けられているサービスがあります。例えばatoneでは、15歳未満は最大1万円、15~17歳は最大2万円といった上限が設定されています。
ブラックや多重債務でも利用できる?
信用情報に不安がある人でも、後払いアプリへ申し込むこと自体は可能な場合があります。
しかし、「ブラックでも必ず使える」とは言えません。
通常の少額後払いと、分割払いやカード型の後払いでは、審査の仕組みが異なる場合があります。特に分割払いや定額払いでは、信用情報を含む審査が行われることがあります。
過去に同じ後払いサービスで延滞している場合は、その会社の利用履歴によって審査に通らない可能性も高くなります。
「信用情報を確認しない」「絶対に審査に通る」と断言している非公式サイトや、個人間融資を勧める業者には注意してください。
後払いアプリを使うときの注意点
後払いも借金に近い支払い義務がある
後払いは、無料でお金がもらえるサービスではありません。
商品を購入した時点で支払い義務が発生します。翌月の収入で無理なく支払える金額だけを利用しましょう。
手数料を含めた総額を確認する
数百円の手数料でも、少額利用では大きな負担になります。
例えば3,000円を後払いして500円の手数料がかかる場合、買い物代金に対して約16.7%を追加で支払う計算です。
利便性だけでなく、最終的な支払総額を確認してください。
支払日を給料日の後にできるとは限らない
後払いアプリの支払日は、サービスごとに決められています。
自分の給料日より前に引落日が設定されている場合は、残高不足になる可能性があります。申し込み前に請求日と支払日を確認しましょう。
現金化目的で利用しない
後払い枠で商品を購入して転売するなど、現金化を目的とした利用は規約違反になる可能性があります。
高額な手数料を取る後払い現金化業者や、SNS上の個人間融資を利用すると、深刻なトラブルに巻き込まれるおそれがあります。
当記事の総括
審査が比較的簡単といわれる後払いアプリには、Kyash、ペイディ、atone、メルペイ、FamiPay翌月払いなどがあります。
本人確認書類の提出を避けたい人や少額をすぐに使いたい人にはKyash、ネット通販をよく利用する人にはペイディ、少額の利用をアプリで管理したい人にはatoneが候補になります。
ただし、どの後払いアプリにも審査があり、誰でも必ず利用できるわけではありません。
また、審査に通りやすいサービスほどお得とは限りません。手数料、利用可能額、支払方法、利用できる店舗を比較し、翌月に確実に返せる範囲で利用することが重要です。
後払いアプリは、支払いを先延ばしにするためのものではなく、一時的な支払いタイミングを調整するサービスです。
便利だからこそ、利用金額と支払日をしっかり管理し、必要なときだけ計画的に活用しましょう。

